2018年12月2日日曜日

Nutanix .NEXT 2018 Europe ざっくりまとめ プロダクト編

すごく増えました

このエントリは Nutanix Advent Calendar 2018 12/2 向けに書きました。

今年のNutanix関連アドベントカレンダーは以下の4枚(!?)です。
合計100エントリになりますので、もう少しでアドベントカレンダーの域を超えて、煩悩を払うことができそうな勢いです。

また、昨年までのものは以下の通りです。こちらもぜひご覧ください。

はじめに

さて、前回のエントリに引き続き、.NEXT 2018 Europe関連の話です。前回は最近のNutanixのビジョンに関して書かせて頂きましたが「ITインフラを意識しなくていいくらいシンプル化して、ユーザーが上位レイヤーに集中できるようにする」という基本軸は良い意味で変わらないですね。

このエントリでは、NEXT Europe紹介された、Nutanixのビジョンを具現化するためのサービスやプロダクトについて書いていきます…というつもりでしたが、書き始めてみたところかなり量が多くなってきたので、当エントリではXi関連以外のところを書きます。
また「詳しくはきっと後の人たちが書いてくれる…!」と丸投げ期待して、かなりざっくりですのでご了承ください。

全体像

.NEXT Europeのキーノートセッションの中で、Nutanixの全体像として、プロダクトやサービスを3つに分けたスライドがありました。
  • Core: Nutanixを利用するユーザーのすべて(あるいは多数)が利用しているもの
    ※AOSやPrismはNutanixを構成する際の必須コンポーネントですし、AHVはNXシリーズ(いわゆる純正モデル)のうち38%もの利用率です
  • Essentials: HCIから更に一歩進んだ活用をするために必要となるもの
  • Enterprise: Enterpriseユーザーの要望により幅広く対応するためのもの

一番右側に "Xi" という冠のついた名前が並んでいますが、これらはNutanixの提供するクラウドサービスです。"ザイ" と読みます。ク■ッシィではないです。某サイコロを消していくゲームでもないです。

そして何より、オンプレではありません。既にHCI専業ベンダーではなくなっています。

さて、どうまとめようか、ちょっと悩んだのですが、上記の3つの分類で、出てきた話題をつらつらと書き連ねて行きたいと思います。しつこいようですが、当エントリではXi関連以外

Coreの話題

  • AOS 5.10 リリース
    • 1-Click Runbooks
      災害対策(ディザスタリカバリー)用のオーケストレーション機能で、サーバーアプリケーションのカテゴライズと連動して自動的に保護対象としたり、災対環境との切替テストやフェイルオーバーを数クリックで実現したりする仕組みを有しています。
    • Autonomous Extent Stores(AES)
      Write-heavy(長時間にわたって大量の書き込みを行う)アプリケーションの性能向上のために、また、より高速なデバイスやネットワークを見据えて、メタデータの分散アルゴリズムにもローカリティの考え方を持たせる改良を行いました。この改良により結果の一例として、実際のユースケースを想定したヘルスケア系アプリケーションによるテストでは、2倍のトランザクションを処理できるようになりました。
  • SAP HANAの認定取得
    • HCIとして初めてSAP HANAの認定を取得しました。なおNetWeaverについては既に認定取得済みでした。

Essentialsの話題

  • Calm
    • SAP HANAやWordpressのOne-clickデプロイをデモしてました。
    • One-more thing的なパートでも再登場していたのですが、Xi Beamも絡んでくるストーリーだったので、これについてはまた別途。
  • Flow
    • CalmでデプロイしたWordpressのデータベースに対するDBパスワードスキャナーによる攻撃を遮断数するデモを行っていました。
    • VM間あるいは外部との通信制御ポリシーの設計を補助するための、Security Planningメニュー(追加予定)をデモしていました。現在適用中の複数のセキュリティポリシーが組み合わさった際に、各VM間では実際にどのような通信制御が為されているかを可視化することで、適切なセキュリティポリシーの組み立てを補助します。VM単位の可視化だけではなく、様々な単位でのグルーピングにも対応します。

  • Prism Pro
    • X-Playという新機能(追加予定)が発表されました。IFTTTライクなオペレーション自動化機能です。Playbookと呼ばれる「何らかのトリガーに応じて何らかのアクションを行う」という情報を定義して自動処理させます。デモでは、Prism Centralの持つ機械学習機能 X-FIT による異常検知と連携して「単一IPからの異常頻度でのHTTPリクエストを検知したらNutanix Flowと連携して自動隔離しアラートメールを送信する」あるいは「異常頻度のDBリクエストを検知したら、セキュリティログの採取およびSlackへの通知を行う」というPlaybookを作成していました。




Enterpriseの話題

  • Era

    • GAしました。EraはAWSでいうRDS的な、DBのプロビジョニング自動化&ライフサイクル管理(クローン、リフレッシュ、復元)のための製品です。対応DBとしてv1.0ではOracle, PostgreSQL, SQL Server(ライフサイクル管理のみ) に対応、壇上のデモ画面ではMariaDBの姿も見えました。Time Machineと呼ばれる強力なコピーデータ管理機能を有しており、DBを任意の日時の状態に復元したり、任意の日時の状態のDBをクローンしたりできます。



  • Karbon
    • Prism Central 5.9以降に含まれる形でTech Previewです。Nutanix上で利用可能なManaged Kubernetes(K8s)機能です。NutanixはCNCFのSilver Memberであり、KarbonもCNCF Certified Kubernetesに認定されました。
      https://landscape.cncf.io/selected=nutanix-karbon

      きっとKarbonの詳しい話は @hanakara_milk さんが書いてくれるはず。

今回はここまで

今年のアドベントカレンダーではXi Frameのことをたくさん書くことになっているので、引き続き頑張ります…。

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